理事長挨拶

電波技術協会は、電波法及び放送法の施行から間もない昭和27年(1952年)に、通信技術及び放送技術の円滑な普及・発展に貢献することを目的に設立され、以来、通信技術及び放送技術に関する調査、試験研究、普及啓発などの事業を通して、我が国の電波利用の発展に微力ながら貢献して参りました。

この70年余りの間に、電波利用は、携帯電話、衛星通信・衛星放送、地上デジタルテレビ放送など様々な分野で過去には想像すらできなかったほどのスピードで技術が進展し、今や豊かで安心・安全な国民生活と経済産業の活性化に不可欠なものとなっています。

当協会では、このような電波利用の拡大・発展に貢献することを目標に、行政機関、通信・放送事業者、電波機器メーカーなどのお客様のニーズに応えるため、

  • 新たな電波利用システムに関する調査研究
  • 良好な電波利用環境の維持に必要な調査研究
  • 各種電波機器の性能試験・測定業務
  • 地上デジタルテレビ放送の混信対策
  • 電波伝搬シミュレーション及びフィールド調査業務
  • TVホワイトスペース等利用システムの運用調整
  • 国際イベントにおける無線システムの周波数調整及び運用調整
  • 防災行政無線システムの設計コンサル
  • 電波利用技術に関する知識の普及
      「電波技術協会報FORN」の発行
      「電波技術協会賞」の贈呈
      「電波技術協会セミナー」の開催

等の業務に取り組んでいます。

今後とも、これまで培った技術と経験を生かしてお客様のニーズに応える様々な事業を展開して参りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

一般財団法人電波技術協会
理事長 金谷 学