当電波技術協会は、第33回電波技術協会賞贈呈式典を令和元年11月12日にメルパルク東京（東京都港区）にて実施しました。贈呈式典では宮崎徹郎様をはじめ計10名の功績者に協会賞を贈呈致しました。
贈呈式典では松本理事長による式辞に引き続き、総務省情報流通行政局長 吉田眞人様、日本放送協会技術局長 児玉圭司様、KDDI株式会社執行役員常務技術統括本部技術企画本部長 赤木篤志様から祝辞がありました。
協会賞選考委員会委員長 羽鳥光俊東京大学名誉教授、国立情報学研究所名誉教授から9月4日に行なわれた選考過程と結果報告があり、つづいて松本理事長による表彰状贈呈が厳粛に行われました。最後に小川輝範様から受賞者代表謝辞がありました。
祝賀会・感謝の集いでは、株式会社NTTドコモ代表取締役副社長 丸山誠治様から祝辞と乾杯のご発声を賜り、各関係者が受賞者を囲み、和やかな雰囲気で賑わいました。

・第33回電波技術協会賞受賞者は次のとおりです。

宮崎　徹郎　様
放送の安定運用、地上デジタル放送の円滑な導入に貢献

和食　曉　様
テレビジョン放送の受信環境維持・改善とデジタル化に貢献

大塚　裕幸　様
デジタル無線通信及び光ファイバ無線技術の研究開発と発展に貢献

田中　清数　様
自動車電話等の移動通信システムの開発と普及に貢献

三田　佐登司　様
2GHz及び 4/5/6GHz 帯マイクロ伝送路のデジタル化に貢献

堀部　晃二郎　様
短波国際放送の大出力300kW 送信機の開発導入に貢献

小川　輝範　様
地上テレビジョン放送の円滑なデジタル移行とFM補完放送の実現に貢献

橋本　賢一　様
FM補完放送の実現などラジオ放送の発展に貢献

今井　隆洋　様
テレビジョン受信機器の開発と健全な普及及び放送のデジタル化への貢献

神尾　享秀　様
多値変調及び信号処理による移動通信の高度化への貢献